執務室から@五月雨が率いる佐鎮

Twitterに書くにはちょっと長くなるような、提督の考えを書き連ねるスペースです。

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こんばんは、Luimagoと申します。

私が応援している千葉ロッテマリーンズのレギュラーシーズンが終わりました。
最後は西武に押し切られて3位。ちょっと残念でしたが、新監督の1年目としては決して悪くない成績です。

さて、今年は単なる思いつきで「バッテリー別の投手成績」をひたすら記録していたのですが、せっかくまとめた記録ですから、どこかで公開したいと考えました。
自分のブログでもいいのですが、野球以外の記事(艦これとか)に埋もれそうなので、こちらに記事を作ってみたというわけです。 結局埋もれていますが気にしない。

注:個人集計なのでミスがあるかもしれませんがご了承ください。

では早速見ていきましょう。まずは捕手を基準にした成績。
画像はクリックで拡大できます。



たとえば「里崎」の表の「グライシンガー」だったら、「里崎と組んでいるときのグライシンガーの投手成績」を表します。
「投手個人」は捕手別の投手成績を全部合わせたもの。これはデータサイトで普通に見れるものですが、一応並べてみました。
なお、イニング数の「.33」「.67」はそれぞれ「1/3」「2/3」を表しています。


各表の一番上にある「捕手成績」を抜き出してみましょう。

金澤:53試合 315.1回 自責137 与四球134 被安打311 防御率3.91 WHIP1.41
川本:46試合 260.2回 自責109 与四球079 被安打299 防御率3.76 WHIP1.45
江村:62試合 346.1回 自責142 与四球139 被安打334 防御率3.69 WHIP1.37
里崎:43試合 343.0回 自責141 与四球098 被安打349 防御率3.70 WHIP1.30
田村:07試合 016.0回 自責008 与四球004 被安打008 防御率4.50 WHIP0.75

今年は開幕から里崎が不在だったため、シーズン前半は金澤、川本、江村の3人がまんべんなく出ていました。伊東監督も必死にやりくりしていたことでしょう。
スタメンは金澤35試合、川本28試合、江村38試合。
里崎が本格的に出場したのは8月以降ですが、出場時は全てスタメン。守ったイニング数も江村とほぼ同じです。
田村はわずかな試合数ですが、ルーキーイヤーから一軍の試合に出られたのは幸運でした。来年に期待ですね。

上の4人について、防御率とWHIPについてはどの捕手もそれほど差がありませんが、与四球被安打の比率に注目。
川本のWHIPは被安打が、金澤と江村のWHIPは与四球がそれぞれ数字を悪化させているようです。
このあたりにリードの性格が表れているのかもしれません。
データとは関係ないですが、個人的には与四球の少ない方が好みです。


今度は視点を変えて、投手を基準にした成績を見てみましょう。
これはある程度登板数が多くないと比較にならないので、「先発10試合以上 or 救援30試合以上」という条件でピックアップ。
その上で、そこそこ試合数(イニング数)がある場合に限り、数字がよいものと悪いものに印をつけてみました。(※個人的な印象によるものです。基準も適当です)

まずは先発陣。西野は救援でも少しだけ投げました。

シーズンを通して投げたのは西野と唐川だけ。
成瀬-金澤、唐川-川本についてはシーズン前半の好投によるところが大きいです。
捕手による差がはっきり出ているのは古谷。
グライシンガーはほぼ里崎と組むしかなかったとはいえ、この成績ではちょっと厳しい。
年齢による衰えも影響していると思われます。

続いて救援陣。藤岡と松永は先発でも投げましたが、救援の方が多いのでこっちに入れました。

益田は今年もよく投げました。その中では金澤と組んだ時がなんと防御率0.00。
ただし益田は楽天戦の成績だけが特に悪いので、捕手の相性というよりは対戦相手の巡り合わせによる部分が大きいかもしれません。
藤岡(先発した試合がほとんど西武戦・日ハム戦で、どちらも打たれている)、松永(川本と組んだヤクルト戦で逆転満塁サヨナラホームラン被弾)についても同様だと思います。

それにしても松永は先発・中継ぎ・抑えと大活躍してくれました。来年は中継ぎか抑えで固定してほしいところですが。


データは以上です。
自己満足でまとめただけの記録ですが、話の種にでもなれば幸いです。

実は完成したデータを眺めるよりも、各試合の後に数字を入れていく作業が意外と楽しいんですよ。
ガッカリするような負け方をした時も、数字と向き合えば冷静になれるものです。
これも野球の楽しみ方の一つではないでしょうか。

こんばんは、Luimagoと申します。

前回は「マリーンズのバッテリー別投手成績」について少し真面目に考察しましたが、今回は単なるネタ記事です。


明日(日本時間)からMLBのワールドシリーズが始まりますが、実は同じ日にKBO(韓国プロ野球)の韓国シリーズも始まります。
そこで昨日はKBOの情報を扱っているサイト(室井昌也氏の「ストライク・ゾーン」)を覗いていたのですが…

現在の韓国プロ野球は1リーグ9球団からなり、16回総当たりの128試合制でリーグ戦が行われています。
当たり前ですが順位表は他国のリーグよりもずいぶん縦長です。
再来年には1球団増えて10球団になる予定だそうで、「それなら2リーグにしてもいいんじゃないの?」と思いますが、実際そういう動きがあるのかどうかは分かりません。

さて、そんな縦長の順位表を眺めていてなんとなく考えたのが
NPBが今の球団数で1リーグ制をやったらどうなるんだろう
ということでした。

1リーグ12球団なんて勿論ありえない話です。
(04年のプロ野球再編問題では、近鉄・オリックスの他にもう一組合併して1リーグ10球団にするという暴論もありましたが…)
しかしデータを使って遊ぶだけなら何でもやりたい放題なのです。


前置きが長くなってしまいましたが、ここから本題。

今回は「NPB12球団を1リーグにして13回総当たりの143試合制ペナントレースをやったら、どんな順位表が出来上がるか」というシミュレーションをします。
ホームとビジターの配分とか細かいことは完全無視です。


交流戦も含めて、とりあえず全球団との通算対戦成績は簡単に求めることができます。
05年から今年までのチーム間の試合数は以下の通り。
vs同リーグ:セ212試合、パ208試合
※05・06年のリーグ戦はセが各22試合、パが20試合07年以降はセ・パ共に各24試合
vs他リーグ:40試合
※05・06年の交流戦は各6試合07年以降はセ・パ共に各4試合

この9年間の対戦成績を各球団について集計し、他11球団との勝敗をそれぞれ13試合に換算します。
リーグ戦と交流戦の通算対戦成績を1:1で評価するわけです。
勝数、敗数、引分数の計算は

セ球団vsセ球団 → (勝数or敗数)×13/212 の小数第1位を四捨五入
パ球団vsパ球団 → (勝数or敗数)×13/208 の小数第1位を四捨五入
セ球団vsパ球団 → (勝数or敗数)×13/40 の小数第1位を四捨五入
引分数 = 13-(勝数+敗数)
注:通算で引き分けがなく勝数と敗数が等しい場合は「6勝6敗1分」と換算する

となります。
9年の間にチームの陣容は大きく変わっていくので、例えば「2013年の戦力で13試合ずつ均等に対戦した場合」とはかなり違う数字になると思いますが、
今回は「長期的に見た各チーム間の力関係」によって算出すると考えていただければ良いでしょう。



様。

さて、この計算によってできた「順位表」がこちらになります。
計算ミスは一応チェックしましたが残っていたらご勘弁ください。



カード負け越しのなかったソフトバンクが2位巨人の猛追(?)をかわして優勝。
中日と日本ハムは熾烈な3位争いを繰り広げ、僅差で中日が上回りました。
5位阪神、6位ロッテ、7位西武までが勝率5割。
全球団に負け越した最下位の横浜(DeNA)は勝率4割を切ってしまいました。

繰り返しになりますが、これは05年から今年までの対戦成績を全部まとめて計算しているので、
「これが今年の○○だったらもっと上(or下)の順位にいるだろう」と思われるところも結構あるかもしれません。
個人的には楽天はもっと上に来てもいいと思いますが、創設当初の成績が大きく影響してしまったようです。

以上、数字のお遊びでした。

昨年春の「ニコニコ自作ゲームフェス2」参加作品で、同年7月に「窓の杜」でピックアップされた「Sanxen World」というブラウザゲームがあります。
詳しいゲーム内容はリンク先をご覧ください。

私は先日このゲームの存在を思い出してなんとなく遊び始め、割とハマってしまいました。卒論真っ最中なのに。
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こんばんは、Luimagoです。
このブロマガの最初の記事は「2013千葉ロッテマリーンズ・バッテリー別投手成績」ですが、あれからもう1年経ってしまいました。あっという間ですね。

というわけで今年も記事にしてみました。
個人集計なのでミスがあるかもしれませんがご了承ください。

まずは捕手ごとに分けたバッテリー成績です。大きい画像なのでクリックで拡大。



たとえば「田村」の表の「涌井」なら「田村と組んでいる時の涌井の投手成績」を表します。
なお、イニング数の「.33」「.67」はそれぞれ「1/3」「2/3」を表しています。

各データサイトでも確認できますが、投手個人の成績も一応。



各表の一番上にある「捕手成績」を抜き出してみましょう。

田村:48試合 386回1/3 自責152 与四球125 被安打385 防御率3.54 WHIP1.32
吉田:50試合 340回1/3 自責146 与四球122 被安打321 防御率3.86 WHIP1.30
江村:42試合 177回0/3 自責100 与四球063 被安打217 防御率5.08 WHIP1.58
金澤:28試合 170回1/3 自責101 与四球063 被安打193 防御率5.34 WHIP1.50
川本:21試合 104回0/3 自責047 与四球038 被安打113 防御率4.07 WHIP1.45
里崎:15試合 099回0/3 自責042 与四球036 被安打091 防御率3.82 WHIP1.28

今年一軍で出場した捕手は6人。
他球団を見ると楽天・日本ハム・中日で捕手が6人出場していますが、6人でここまで守備イニング数を分け合っているのはロッテだけ。
シーズン前半は吉田、後半は田村のスタメン出場が多く、守備イニング数でも二人が上位です。

田村と吉田はほぼ互角。昨年と比較して投手全体の防御率が3.77→4.14と悪化した中、この成績は二人とも大したものです。
細かく見ると田村は被安打の割合が大きめ、吉田は与四球の割合が大きめとなっています。


さて、今度は視点を変えて投手ごとのバッテリー成績を見てみましょう。
投球回数100イニング以上、または登板数40試合以上の投手について集計しました。

それぞれ多く組んでいるバッテリーのうち、特に成績のいい方を青字、よくない方を赤字にしてあります。(※個人的な印象によるものです。基準も割と適当です)


とにかく今年はバッテリーの組み合わせが非常に多いシーズンでした。
来年は吉田と田村の更なるレベルアップに期待しましょう。



【おまけ】
バッテリー別成績の他にもう一つ集計していたのが「QVCマリンの観衆数別勝率」でした。


なんとも言えませんね……。

発売直前に興味がわいた「世界樹と不思議のダンジョン」、DL版で買いました。
社会人生活と提督業の両立が順調なので、そろそろ新しいゲームに手を出してみてもいいかな?みたいなノリです。

世界樹シリーズは未経験、不思議のダンジョンは初代シレン・シレン2・シレン3のプレイ経験あり。
特にシレン2はとにかく遊びまくってました。今でも自分の中では史上最高のゲームと思っています。

が、私は「最果てへの道」のような持ち込み不可ダンジョンが大の苦手で、長年シレン2で何をやっていたかといえば…

 1. 「鬼ヶ島」をひたすら周回して装備を鍛え、重要アイテムを集める
 2. 鍛えた装備と集めたアイテムを持って「あかずの間」に行き、99Fまで降りて帰る
 3. 1に戻る

発売から15年目となる今でも最果てへの道は未クリアという変なプレイヤーです。

事前にレビューをいくつか読んだら「基本システムは不思議のダンジョンだけどシレンの『もっと不思議』とは結構違うよ」などと書いてあったので、
準備をしっかり整えてダンジョンに潜る形がメインならば自分には合ってるだろうと。



さて、世界樹シリーズは職業と名前を自由に決められる「キャラメイクRPG」です。
(ドラクエ3にハマった自分にとっては馴染みのあるシステム)
1年半にわたる提督業によって私の頭の中は艦娘だらけになっているので、当然のごとくキャラの名前は艦娘縛りになりました。
ゲームの最初に決めるギルド名も「させぼちんじゅふ」に。

とりあえず金曜の夜から今日までの間に第5迷宮突破までは進みました。提督業のほうは五連装魚雷のためのハイパー雷巡を3-2-1で育成するお仕事をやってました。
メインで使っているメンバーは以下6人。

はっちゃん(ソードマン)


やはぎ(フーライ)


ビスマルク(ガンナー)


ひびき(ルーンマスター)

(髪や表情から考えると響じゃなくて山雲の方が近い?)

ながと(パラディン)


ふるたか(メディック)


他4つの職業も作ってみたのですが、戦闘での活用法がまだ掴めていません。
ただ、冒険に出ていないキャラにも経験値が入って勝手にレベルアップしてくれるのは非常にありがたいですね。


ここまで遊んでみた感想としては超楽しいです。
冒頭で述べた通り、まさに自分に合った不思議のダンジョンですね。
シレン3が微妙だったので複数キャラでの探索はどうなるかなーと思っていましたが、AIが使うスキルのON/OFFが細かく設定できたり、いざという時は全員自分で動かせるのでほとんど問題ありませんでした。

シレンとは異なりダンジョンが一本道ではない(アリの巣構造)ので、より「探索」という行為を楽しめる作りになっています。
第4迷宮あたりから敵が一気に手強くなり、探索も戦闘も戦略的に進めていく難しさはありますが、そこが面白い。
かなり時間泥棒なのでタイトルの通り週末にじっくり遊ぶのがいいでしょう。

では、また来週。

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