あけましておめでとうございます。
本年も「五月雨が率いる佐世保鎮守府」をよろしくお願いいたします。
いきなりブログ更新という慌ただしい(?)正月です。
今年も新年任務が4つ実装されました。
最後の任務では強力な報酬をゲットできるので、イベント攻略中の提督さんもぜひ挑戦してみてください。
さて、今回のテーマはその「強力な報酬」です。
選択肢は画像の通り、
・14cm連装砲改★+8 ×2
・一式陸攻 三四型★+4
・試製東海
となっています。
特に三四型と東海で多くの提督が迷うところだと思いますので、選ぶ基準を私なりに2つ考えてみました。少しでも参考になれば幸いです。
1. それぞれの装備を知る
「どっちも強い装備だから迷う」
確かに強い装備ですが、「何がどう強いのか」を改めて確認しておきましょう。
装備の力を正確に評価してこそ、自信を持って選ぶことができるのです。
1.1. 試製東海
高難易度のイベント海域で潜水艦マスを安全に通過するための貴重な戦力。
基地航空隊による対潜では「対潜値の高い艦攻」を配置する手もありますが、東海は次の2点で優れています。
① 対潜攻撃力に1.8倍の補正がかかり、艦攻よりも大ダメージを見込める [参照]
② 行動半径が8あり、艦攻よりも遠いマスまで攻撃可能
高難易度海域の道中に控えている潜水艦マスは「潜水新棲姫などのボス級+随伴3〜4隻」という編成が多いですが、基地航空隊の主な目的は随伴を一掃することで、ボス級を殴るのは本隊の仕事です。
甲作戦で随伴として出てくる潜水ソ級flagshipは装甲値がそれなりに高いため、①の攻撃力補正が大きな意味を持ちます。
3隊ある航空隊のうち1隊を対潜マスに割り振るケースが大半を占めるので、東海で4中隊(スロット)全てを埋められれば理想的。
当然1スロよりは2スロ、2スロよりは3スロの方が安定感を発揮できるでしょう。
1.2. 一式陸攻 三四型★+4
純粋な「陸攻」は現時点で6種類あり、その中で最高の対空値(+4)を持つのが三四型です。
陸攻の対空値は艦攻や艦爆のそれと同じ扱いで、制空値への影響は戦闘機に比べて小さいものの、決して侮れない効果を発揮します。
艦攻・艦爆に比べて陸攻の対空値が重要な理由は、基地と本隊では狙う制空状態が違うからです。
上の画像は、敵の制空値に対する自軍の制空値と制空状態を示したグラフです。
ほとんどの場合、本隊では「航空優勢か制空権確保」を狙います。
この時に求められる制空値は非常に大きく、その大半を戦闘機が担うため、艦攻や艦爆の影響は相対的に小さくなります。 (爆戦は例外)
一方、基地航空隊で制空を意識するのは「航空劣勢か均衡」を狙う場合です。
求められる制空値があまり高くないため、
「雑に組むと制空権喪失になるが、陸攻の制空値を計算して組むと航空劣勢に持ち込める」
とか、
「他人の攻略編成では陸戦2+陸攻2だったが、三四型を活用すると陸戦1+陸攻3でも航空劣勢に持ち込める」
なんてケースは意外とあります。
単純な攻撃力では銀河に劣るものの、戦術的価値は銀河より高いかもしれない……
三四型とはそういう装備なのです。
また、今回の報酬では改修値★+4が付いているところも見逃せません。
陸攻の改修値は制空力に関係する、という検証結果 [参照] も出ていることから、通常の三四型よりも多く制空値を稼げる可能性があります。
1.3. 14cm連装砲改★+8 ×2
一応解説しておくと、夕張・香取・鹿島・日進に積むとボーナスがある中口径主砲です。
★+8が付いており、日進甲が持参するものよりは強いです。
2. 自分にとっての価値を考える
「どっちも強い装備だから迷う」
確かに強い装備ですが、「その装備を使うと自分は何がうれしいのか」を考えるのも重要です。
プレイヤーとしての自分の性格を分析してこそ、より納得して選ぶことができるのです。
提督補佐に定評のある某潜水艦さんのコメントが的確なので、引用します:
それぞれの装備の役割を一言でいえば、
「東海は潜水マスの大破撤退を阻止する装備」
「三四型は水上戦闘を助ける装備」
です。
あなたがプレイヤーとして、普段のプレイで最も重視しているのは何でしょうか。
言い換えれば、あなたはどんなタイプのプレイヤーでしょうか。
潜水マスでの大破撤退が猛烈にムカつくタイプ?
かつて潜水艦で苦しんだ駆逐艦たちを手厚く援護することに喜びを感じるタイプ?
水上戦闘の支援こそ提督の仕事と考えるタイプ?
緻密な戦術でボスを追い込むことに喜びを感じるタイプ?
装備を選ぶヒントが、そういう問いの中に隠れているかもしれません。
*
「一年の計は元旦にあり」といいます。
年の始めに自分というプレイヤーを分析し、どのように艦隊を指揮していきたいか、じっくり考えてみてください。
納得して、自信を持って決断できたら、堂々と3-5の初詣に向かいましょう。
任務のチェックはお忘れなく。
「どっちも強い装備だから迷う」
確かに強い装備ですが、「何がどう強いのか」を改めて確認しておきましょう。
装備の力を正確に評価してこそ、自信を持って選ぶことができるのです。
1.1. 試製東海
高難易度のイベント海域で潜水艦マスを安全に通過するための貴重な戦力。
基地航空隊による対潜では「対潜値の高い艦攻」を配置する手もありますが、東海は次の2点で優れています。
① 対潜攻撃力に1.8倍の補正がかかり、艦攻よりも大ダメージを見込める [参照]
② 行動半径が8あり、艦攻よりも遠いマスまで攻撃可能
高難易度海域の道中に控えている潜水艦マスは「潜水新棲姫などのボス級+随伴3〜4隻」という編成が多いですが、基地航空隊の主な目的は随伴を一掃することで、ボス級を殴るのは本隊の仕事です。
甲作戦で随伴として出てくる潜水ソ級flagshipは装甲値がそれなりに高いため、①の攻撃力補正が大きな意味を持ちます。
3隊ある航空隊のうち1隊を対潜マスに割り振るケースが大半を占めるので、東海で4中隊(スロット)全てを埋められれば理想的。
当然1スロよりは2スロ、2スロよりは3スロの方が安定感を発揮できるでしょう。
1.2. 一式陸攻 三四型★+4
純粋な「陸攻」は現時点で6種類あり、その中で最高の対空値(+4)を持つのが三四型です。
陸攻の対空値は艦攻や艦爆のそれと同じ扱いで、制空値への影響は戦闘機に比べて小さいものの、決して侮れない効果を発揮します。
艦攻・艦爆に比べて陸攻の対空値が重要な理由は、基地と本隊では狙う制空状態が違うからです。
上の画像は、敵の制空値に対する自軍の制空値と制空状態を示したグラフです。
ほとんどの場合、本隊では「航空優勢か制空権確保」を狙います。
この時に求められる制空値は非常に大きく、その大半を戦闘機が担うため、艦攻や艦爆の影響は相対的に小さくなります。 (爆戦は例外)
一方、基地航空隊で制空を意識するのは「航空劣勢か均衡」を狙う場合です。
求められる制空値があまり高くないため、
「雑に組むと制空権喪失になるが、陸攻の制空値を計算して組むと航空劣勢に持ち込める」
とか、
「他人の攻略編成では陸戦2+陸攻2だったが、三四型を活用すると陸戦1+陸攻3でも航空劣勢に持ち込める」
なんてケースは意外とあります。
単純な攻撃力では銀河に劣るものの、戦術的価値は銀河より高いかもしれない……
三四型とはそういう装備なのです。
また、今回の報酬では改修値★+4が付いているところも見逃せません。
陸攻の改修値は制空力に関係する、という検証結果 [参照] も出ていることから、通常の三四型よりも多く制空値を稼げる可能性があります。
1.3. 14cm連装砲改★+8 ×2
一応解説しておくと、夕張・香取・鹿島・日進に積むとボーナスがある中口径主砲です。
★+8が付いており、日進甲が持参するものよりは強いです。
2. 自分にとっての価値を考える
「どっちも強い装備だから迷う」
確かに強い装備ですが、「その装備を使うと自分は何がうれしいのか」を考えるのも重要です。
プレイヤーとしての自分の性格を分析してこそ、より納得して選ぶことができるのです。
提督補佐に定評のある某潜水艦さんのコメントが的確なので、引用します:
でちが三四型をオススメする理由
— 名無しのでち公 (@goyadeti) 2020年1月1日
東海を選ばない場合
→対潜マスで大破する度「あの時に東海を選んでおけば…」と思ってしまう、が試行数で抜けれる
三四型を選ばない場合
→基地制空を計算して想定ラインに届かなかった場合「あの時に三四型を選んでおけば」…と思ってしまう、制空はどうしようもない
ちなみに潜水マスでの撤退は「今回はこんなものか」って割り切れる人と「ゆ゛る゛さ゛ん゛!!」ってなる人とでかなり評価が分かれるでち!先制雷撃での大破は回数が嵩むと理不尽を感じやすいので、許さんタイプの人であれば東海が4つ揃うまでは東海を優先し続けるほうが精神衛生上いい判断かもでち!
— 名無しのでち公 (@goyadeti) 2020年1月1日
それぞれの装備の役割を一言でいえば、
「東海は潜水マスの大破撤退を阻止する装備」
「三四型は水上戦闘を助ける装備」
です。
あなたがプレイヤーとして、普段のプレイで最も重視しているのは何でしょうか。
言い換えれば、あなたはどんなタイプのプレイヤーでしょうか。
潜水マスでの大破撤退が猛烈にムカつくタイプ?
かつて潜水艦で苦しんだ駆逐艦たちを手厚く援護することに喜びを感じるタイプ?
水上戦闘の支援こそ提督の仕事と考えるタイプ?
緻密な戦術でボスを追い込むことに喜びを感じるタイプ?
装備を選ぶヒントが、そういう問いの中に隠れているかもしれません。
*
「一年の計は元旦にあり」といいます。
年の始めに自分というプレイヤーを分析し、どのように艦隊を指揮していきたいか、じっくり考えてみてください。
納得して、自信を持って決断できたら、堂々と3-5の初詣に向かいましょう。
任務のチェックはお忘れなく。