現在「帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り」の漁場として開放されている秋イベE1。
特にゲージ2本目(E1-2)は秋刀魚だけでなく、海防艦やまるゆも高確率でドロップするため、提督達を大いに惹きつけています。

道中・ボスともに敵が弱いこともあって、掘り編成の自由度は高いです。
夕張、最上、阿武隈といった先制雷撃艦を中心とする軽量編成が多いようですが、戦艦や空母を組み込んでいる編成も見られます。
夏イベ後のインターバルが短くて備蓄が十分でない鎮守府が多い分、いつも以上に提督の知恵が試されているような気もしますね。

さて、現在の当鎮守府は資源の余裕はあるけどバケツが心許ないという状況にあります。
他の提督の掘り編成を漁っているとバケツ消費を許容して資源を温存するタイプが大半を占めており、なかなか真似しづらいと感じていました。

こうなったら自力で切り拓くしかありません。資源はケチらずバケツをケチる掘り編成というものを。




できた編成がこちらになります。
※札がない秋刀魚漁期間中の編成です。11/19の後段作戦開始後はE1にも札がつく可能性が高いので起用には十分注意しましょう
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制空権シミュレータはこちら


この海域で「バケツをケチる」のは簡単ではありません。
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空襲やボスで航空優勢〜制空権確保に持ち込むのは困難ですし、ボス戦では当然ながら姫級の攻撃が飛んできます。
道中の対潜や水上マスは決して凶悪ではないものの、きちんと対策しなければ手痛い一撃を食らう相手ばかりです。

バケツをケチりたければ、警戒陣による回避を最大限活用した上で、それでも起こりうる全ての被弾に対策を立てなければなりません。
具体的には、

(0) 大型艦を警戒艦(4〜6番)にしない
敵潜水艦に先制雷撃をさせない
敵水上艦に閉幕雷撃を撃たせない (=警戒陣で砲戦を受け流すだけではダメ)
空襲マスの敵機を落とせるだけ落とす

という条件を満たす必要があるので、

先制対潜3発
触接を考慮した航空攻撃警戒陣の主力艦(1〜3番)にも砲戦火力を持たせる
制空拮抗アトランタと秋月砲による防空

を意識した構成となっています。

旗艦カブールは単に経験値を入れたかっただけで、もちろん他の戦艦でも構いません。ただし触接のためにも水偵は外さない方が良いでしょう。
ヴェールヌイは特効のおかげでアトランタよりも昼戦火力を強くできるので、水雷見張員で射程を延ばして行動順を少しでも早めるようにしています。

陣形は単横→警戒→輪形→警戒→警戒
残念ながらボスS勝利を狙うと防御面が犠牲になってバケツをケチれないので、A勝利で妥協しています。



実際にこの編成でE1-2を30周してみたところ、このような成績になりました。
バケツ使用条件は中破以上の損害です。
(ボーキの空欄は記録忘れ)
名称未設定
なんと1周あたりの平均バケツ消費が1を切りました。
撤退要因は空襲事故と水上戦の稀な被弾(ほぼクリティカルか)だけなので、編成コンセプトの隙による撤退はゼロと言っていいでしょう。

ボスは基本的には昼戦だけで帰っていますが、最後のほうは出来が良かったので夜戦も試してみました。
昼戦で護衛独還姫のHPを200台まで削っていて、ヴェールヌイ&タシュケントが健在であればSを取れる可能性があります。

ボーキをはじめ資源は一切ケチってないのが欠点ではありますが、周回の参考になれば幸いです。