歴戦の提督方は、甲作戦・乙作戦などの高難易度作戦を選択することも可能です。同作戦に参加予定の提督方は、戦備の充実と練度向上をお願いできますと幸いです!
このアナウンスもすっかり恒例になりました。

この記事では、次の夏イベントに向けた「戦備」について考察していきます。
少しでも提督の皆様の参考になれば幸いです。



1. はじめに

まだ6月じゃないかって? 難しいイベントを制するには入念な準備が必要ですからね。
でも準備を始める前に1つ重要なことがあります。


[ポイント1] 準備の前に目標を決めよう
艦これのイベントには他のプレイヤーと競争する要素がありません。
極端にいえば「自分の設定したゴールに到達できるかどうか」の勝負になります。自分との戦いです。
したがって、到達したいゴールをどこに置くかで準備の内容が変わることになります。

提督の数だけ目標があり、目標の数だけ準備があるので、この記事で全部に対応することはできません。
目標のパターンとして何種類か考えつくものを並べてみました。


(A)「報酬はあんまり気にしてないし、最後まで行けなくてもいい(or行くつもりがない)。イベントは軽く楽しみたい」
→ 入念に準備するよりは、ぶっつけでイベントに挑んでみるのが面白いかもしれません。難易度選択も自由です。

(B)「まだまだ戦力の層が薄いので、とにかくイベントを最後までクリアするのが目標」
→ ほとんどの提督は基本の丙作戦、または少し難しい乙作戦で挑むことになると思います。
手持ちの艦のレベルを底上げしたり、数の少ない艦種があれば追加で育ててみたり、大型電探などの強い装備を開発したり、何かしら足りないところを補う計画を立ててみてください。
また、どちらかといえばイベントが始まってからの情報収集が大切です。(高い難易度に挑む場合も情報収集は基本です)
Twitterなどを駆使して成功例をたくさん拾い集め、そこから自分なりの編成を作ってみましょう。

(C)「今こそ鎮守府の力を示す時!全海域甲作戦で制覇を狙いたい!」
→ 一昨年・昨年の夏イベントは非常に難易度が高かったので、今年の夏も甲作戦は茨の道になることが予想されます。
次が初めての甲作戦となる提督はそれなりに覚悟しておきましょう。準備についてはこの記事で詳しく解説します。

(D)「ただ制覇するだけでは物足りない。(例)全海域で嫁を旗艦に固定して甲作戦を制覇したい!」
条件の内容にもよりますが、準備ができていれば決して無理な挑戦ではありません。
すでに甲で制覇した経験があれば、重要なポイントは既に心得ていると思います。そこに自分で決めた条件が加わるだけです。
初の甲作戦で縛りプレイをするのはオススメしません。


2. 甲作戦制覇を狙うなら

適切な準備を行うには、達成したい最終目標から逆算していくのが楽です。
この場合の最終目標は「甲作戦最終海域の最終形態ボスを撃沈する」ことになります。
2月の冬イベント、そして先月の春イベントのラスボスは戦艦水鬼だったので、この記事でも戦艦水鬼を仮想ラスボスとして考えます。

昨年秋のイベントから3回連続で最終海域は連合艦隊マップでした。
次回もそうなるとは限りませんが、層の厚さと艦種の幅広さが求められるので採用される可能性は高いと思います。


2.1. 連合艦隊でのラスボス戦の流れ
軽くおさらい。

2.1.1. 開幕
航空戦→決戦支援(→雷巡がいれば開幕雷撃)で随伴艦にダメージを与えます。敵の種類にもよりますが、ここで1〜2隻撃沈できれば有利です。

決戦支援艦隊は「駆逐2+正規空母2+戦艦2」を推奨します。
空母は戦艦よりも火力を発揮しやすく、燃費にも優れています。

十分な火力を確保するには、空母は彗星一二型甲以上の艦爆3つ(飛龍改二のみ2つでOK)+空きスロットに電探。
戦艦は主砲3つ+空きスロットに電探。
大型電探(特に32号)が少ない場合は開発で増やしておくと楽になります。
ただし基本的に装備の優先度は出撃艦隊>支援艦隊です。


2.1.2. 昼戦
第1艦隊2巡、第2艦隊1巡で随伴艦を減らせるだけ減らします。
可能な限りボスにもダメージを与えておきたいところ。雷撃戦終了時点で残り3隻以内が理想です。

連合艦隊では砲撃戦の命中率が低くなるので、第1艦隊の戦艦は命中重視の装備構成にします。
(もっとも弾着観測射撃が基本なので、意識しなくても命中の上がる装備を色々持たせていることが多いでしょう)
改修した装備(主砲、徹甲弾)を持たせることでも命中が向上します。

命中のためにフィット砲を使う場合、フィットにこだわりすぎて火力が足りないという落とし穴には注意。
敵が駆逐艦なしのガチガチ編成だった場合、火力不足はピンチを招きます。


↑ガチガチ編成の例:冬イベント甲E5最終形態

まだまだフィット砲に関しては検証の余地があるようで、その有用性について結論が出るにはもう少し時間がかかりそうです。


2.1.3. 夜戦
この記事で一番重視するのが夜戦です。
もちろんボスを撃沈すれば勝利ですが、ここは1隻でも多くの艦にボスを撃沈できる能力を与え、「敵を全滅させる」ぐらいのつもりで考えます。


[ポイント2] 夜戦では最初に火力(夜戦火力)を確保しよう
夜戦で戦艦水鬼を撃沈するには何が前提となるでしょうか。
「雷巡の存在」?「夜戦でカットインを撃つこと」?
いいえ、それは手段の一つであって前提ではありません。前提となるのは火力(夜戦火力)です。
雷巡が有効なのは夜戦火力が確保されているからに他なりませんし、夜戦火力が足りなければカットインを撃っても撃っても倒せない可能性もあります。


2.2. 何を準備すればいいの?

2.2.1. 練度

まず何よりも優先すべきは練度です。
レベルを上げること=命中率と回避率を上げることですから、最終海域のみならずイベント全体に効果があります。
このあと夜戦火力やら装備改修やら細かい話が出てきますが、いずれも艦が十分に育っていることが前提です。
夏イベント甲作戦の最終海域に出撃する艦は最低でもLv80、できればLv90以上まで育てておくことを推奨します。
14夏(AL/MI作戦)のようにキツめの出撃制限(お札)が来ることも想定されるので、1隻だけ突出させるよりも、高水準の艦を複数用意しておきましょう。

ちなみに私の場合、AL/MI作戦ではこんな感じで戦力を振り分けていました。

AL作戦(E1〜E2)、MI作戦(E3〜E5)、E6のそれぞれに出撃制限がありました。
分かりにくいですが下線が実際に出撃した艦で、白地は出番がなかったため次段作戦に持ち越した艦です。
(長門・霧島はE6ゲージ削りで出撃、最後は支援に回っています)
軽巡が大量に余っているのはともかく、当時は重巡・航巡の層がやや薄かったので、事前の振り分けは有効だったと思います。


2.2.2. 戦艦水鬼を撃沈するための夜戦火力 [1]

連撃にしてもカットインにしても、戦艦水鬼にトドメを刺すには、簡単にいえば「計算後の攻撃力>計算後の防御力」を満たす必要があります。(この状態を「装甲を抜く」と表現することがあります)
攻撃力が防御力を上回れない(装甲を抜けない)場合はトドメを刺せません。HP1の戦艦水鬼に当たってもmissと出るだけです。
この「計算」の式は多数の提督による検証と統計学的な推定によってかなり細かく表現されるようになりましたが[2]、この記事では数式は必要最小限にとどめます。

攻撃力と防御力について押さえておきたいポイントは2つ。

基本は「火力+雷装」
まずはこの値を確認しましょう。
四連装酸素魚雷を2つ持たせて火力50・雷装104の初霜改二なら「火力+雷装」は154です。
この値を魚雷カットインなら1.5倍、主砲&魚雷カットインなら1.3倍、連撃なら1.2倍したものが「計算後の攻撃力」です。
また、夜偵による触接が発動した場合は「火力+雷装+5」が基本の値になります。
この+5は意外と大きいので、最終海域には可能な限り夜偵持ちの艦を連れていくようにしましょう。

ランダムに変動する数値は相手の防御力だけ
「計算後の防御力」とは要するに、装甲値を中心とする一定の範囲内でランダムに決まる値です。
戦艦水鬼の装甲値は200。防御力の最大値は259.4と見積もられています(理論上)。
つまり「計算後の攻撃力」が259.4を上回っている場合は、ランダムの結果がどんな値であろうと戦艦水鬼にトドメを刺すことができるのです。


なぜ攻撃力と防御力の計算をするかというと、適切な準備をするための基準になるからです。
「相手の防御力の上限が決まっている」ことを知っていれば、「夜戦火力をどこまで上げれば十分か」=「誰にどの装備をいくつ持たせればいいか」が判ります。
「どの装備をいくつ持たせればいいか」が判れば、「どの装備がいくつ不足しているか」とか、「どの装備がいくつ余って、それを誰に回せるか」とか、「空いたスロットに何を入れられるか」を考えられるようになります。
持っている装備の数も、艦娘の陣容やレベルも人によって様々ですから、何か基準があれば各鎮守府の状況に合わせた準備がしやすいですよね。


さて、第2艦隊で使う艦は主に駆逐艦・軽巡洋艦・重巡洋艦の3種類です。
それぞれの「火力+雷装」をグラフで見てみましょう。



青い棒グラフが「火力+雷装」です。
何本か引かれている水平な直線は「カットイン発動時に戦艦水鬼の最大防御力を上回れるライン」です。(夜偵による上積みは計算に入っていません)
このラインに届いていれば、ランダムな防御力の値に関係なく戦艦水鬼を撃沈することができます。
例えば叢雲改二(火力+雷装=144)は「四連+四連+四連」のラインに達しているので、四連装酸素魚雷×3を持たせてカットインを撃てば(回避されない限り)戦艦水鬼を沈められます。

駆逐艦の場合、魚雷2本で済む「五連+五連」「四連+四連」のラインに届いていると特に有利です。
空いたスロットに探照灯や照明弾を入れたり、運が低ければ熟練見張員を持たせて旗艦に置いたり、と火力以外の上積みができるからです。
該当艦は夕立・島風・綾波の3隻だけでしたが、五連装魚雷が2本あれば暁も仲間入り。

多くの艦はそのままだとカットインを狙うのが非現実的なので、まるゆによる運の改修が必要になります。
まるゆは基本的にイベント海域で拾うか大型建造最低値で地道に集めるしかなく、手元にないからといっていきなり大型に走るのは得策ではありません。
運とカットイン発動率に関しては、ここでは大きな脱線になってしまうので割愛します。

まるゆを使わず、もともと運が高い艦でカットインを狙うのであれば綾波・雪風・時雨・初霜が候補となりますが、持たせる装備には気をつけましょう。
時雨や初霜は四連装×2だとラインから大きく離れてしまいます。


[ポイント3] 準備は「0か100か」ではない
誤解を防ぐために書いておきますが、「ラインに届かなければ戦艦水鬼を撃沈できない」わけではありません
ラインより下の場合は「カットインが当たっても運悪く撃沈できない可能性が出てくる」ことになります。
ラインのすぐ下ぐらいなら正直ほとんど影響はないのですが、ラインから離れれば離れるほど「当たっても運悪く撃沈できない」確率が上がり、運任せの側面が強くなるということです。

五連装魚雷の本数は鎮守府によって差がありますし、今は艦首魚雷を持っていない提督も多くなってきました。
ラインに届かなくても諦めず、なるべく多くの艦をラインに近づけるように編成と装備配分を考えてみてください。
夜戦に限らず、全てにおいてできる範囲で最善を尽くすことが甲作戦制覇への道なのです。


続いて軽巡。


神通が圧倒的。長良・名取・球磨の3隻も非常に優れています。
大淀は雷装が低いためランク外 (63+49=112)。いくら運が高くても夜戦には向いていません。

15冬、15春の最終海域では「大淀に夜戦装備ガン積み」戦法もしばしば見られました。
確かに運を上げないかぎり戦艦水鬼に有効打を与えるのは困難ですが、せっかくの攻撃チャンスを1回減らすのはもったいない気もします。
敵編成によっては、随伴艦を蹴散らすためと割り切って連撃装備を持たせることも考えてみてください。


最後に重巡。


主砲&魚雷カットインは魚雷カットインよりも威力が下がりますが、火力・雷装・運に優れる妙高は「3号砲+3号砲+艦首魚雷」でラインを超えることができます。
空いたスロットに観測機や夜偵を入れれば弾着観測射撃もできて、まさに万能型です。
艦首魚雷がなくても五連装魚雷を★+4まで改修すれば代用できるので、イベントまでに1本用意しておくのもいいと思います。


ちなみに雷巡の大井と北上はカットインを狙う必要がありません
改修なしの3号砲+3号砲+甲標的でも夜戦火力が280に達するため、連撃で十分なのです。


2.2.3. 装備の改修

「改修はよく分からないから今まで何もやってなくて、改修資材(通称ネジ)がたくさん余ってる」という人は大チャンスです。
「よく分からないから適当に改修してて、ネジがあんまりない」という人も、今から計画を立てればイベント開始までに良い装備がいくつか確保できるはずです。
「明石がいない」という人は2-5へ迎えに行きましょう。

装備改修を行うと、攻撃力(主砲なら砲撃、魚雷なら雷撃)と命中率が少しだけ上昇します。
上昇値は大口径主砲が 1.5×√(改修値) 、魚雷や徹甲弾は √(改修値) で覚えましょう。
小数点以下の値も改修済み装備を複数持たせれば計算に入るので、例えば★+6の装備を3個持たせれば√6+√6+√6≒7.3 、切り捨てて+7の上昇です。
強力な装備が少ない鎮守府ほど改修の恩恵を受けやすいと思うので、是非できる範囲で進めてみてください。


オススメの改修装備をいくつか紹介します。

61cm四連装(酸素)魚雷
改めて上の夜戦火力グラフを確認すると、「あと2か3あればラインに届くんだけど…」というケースが結構あります。そこで装備改修の出番です
★+6までは改修1回あたりのネジ消費が1個で済むので、ネジが余っている鎮守府なら余裕で量産できます。
繰り返しになりますが、★+6を3本持たせれば火力+7です。時雨や酒匂でもラインを突破できる計算になります。

九一式徹甲弾
★MAXまで改修1回あたりネジ1個。★+7からは強化素材として同じ徹甲弾を要求されるので、装備の数に余裕がなければ★+6でも十分です。
魚雷の改修は夜戦向けですが、徹甲弾や主砲の改修は昼戦の助けになります。

41cm連装砲35.6cm連装砲
★MAXまで改修すれば、それぞれ試製41cm三連装砲や試製35.6cm三連装砲とほぼ同じ威力を発揮します。
フィット砲を重視する提督ならば是非とも揃えておきたいところ。試製砲で間に合わせる派の提督も1本や2本持っておいて損はないでしょう。
ちなみにフィット砲の口径は長門型(と扶桑型改二?)が41cm、金剛型と伊勢型が35.6cmです。
ただし改修時の弾薬消費が多く、41cm砲は最初の改修から強化素材が必要なので、魚雷や徹甲弾に比べるとハードルは高めです。

改修による火力上昇は支援艦隊には適用されないので、例えば試製41cm三連装砲と41cm連装砲★MAXを持っていたら、試製砲は支援艦隊、改修砲は出撃艦隊に持たせましょう。

20.3cm(2号)連装砲
もともと命中+1がついていて便利ですが、改修すると使い勝手がさらに向上します。
あまり数多く手に入る装備ではないので★+4で止めておくか、2個装備させるなら★+6と★+7で火力上昇+5を確保するぐらいが無難です。


2.3. 計画を立てる

ここまで「練度」「夜戦火力」「装備改修」という3つの視点でイベントの準備を考えてきました。
足りないものが把握できたら、各鎮守府の状況に合った計画を立ててみましょう。
挙げたものを全部やらなければ!と思うとモチベーションが下がったりするので、何らかの優先順位をつけて、1つずつ順番に片付けていくのがいいと思います。

練度 (イベントまでに○○をLvいくつにする)
当たり前ですが、練度を上げるためには資源を消費します。
「イベントまでに○○をLvいくつにする」と「イベントまでに資源をいくら貯めておく」がトレードオフになることも考えられます。
レベリングの方法は提督によって様々、資源の扱いも提督によって様々なので、こうすればいいという明確な答えはありません。
例えば資源の記録をつけて「ここまでは消費していい」というラインを決めてから出撃するなど、管理には気をつけましょう。

装備改修 (イベントまでに★+6の装備をいくつ揃える、など)
ネジが余っている鎮守府の場合は配分を考えるだけでOKですが、ネジが少ない鎮守府はネジ集めの見通しも立てなければなりません。
基本的な収入源はウィークリー任務。もらえる任務を全部こなせるかどうかは提督の時間的余裕によります。
毎週いくつ手に入るかをシミュレーションして、イベントまで約2ヶ月ある今のうちに目標を設定できれば、無理のない範囲で進められるはずです。

なお、レア装備目的での艦娘育成(いわゆる養殖)は基本的に「練度などの準備を万全にして、他にすることがなくなった提督のやること」と考えてください。
理由は簡単。装備1個分の経験値で別の艦娘を育てられるからです。
私も改修目的で五連装魚雷を集めたりしていますが、人にオススメできる行為ではありません。

運の改修
一番やりにくい準備です。
今からまるゆを集め始めても夏イベントまでに有効な数を揃えるのは難しいでしょう。
資源との兼ね合いもありますし、やるなら次の次のイベントに備えるぐらいの気持ちで。


3. 心構え

心構えって何だよ、と思った方もいるでしょう。

はじめに書いたように艦これのイベント海域は「自分との戦い」です。期間が決まっていることも相まって何かと自分を追い込みがちです。
ボス手前が突破できなくて折れそうになるとか、どうしてもアイツを狙ってくれないとか、いろいろ壁が立ちはだかります。
そんな時は肩の力を抜きましょう。一時休戦してお茶でも淹れましょう。まあなんとかなるさ
………というのが私の場合の心構えです。

入念な準備は海域攻略に有効なだけではなく、挑戦する前に「やれることはやった、あとは粘り強く出撃するだけ」という精神的な余裕を生むことにもつながります。それも心構えのひとつです。
何を考えながらイベントに挑むかは人それぞれですが、せっかく高難度海域に挑むのであれば、提督自身の準備も万全なほうがいいですね。


[ポイント4] 提督も資源のうち
艦これの基本は「資源管理」です。
「資源」といえば「燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイト、高速修復材、高速建造材、開発資材、改修資材の総称」と考える人が多いと思いますが、
私は「時間」「体力」「気力」なども資源の一部と見なしていいと思っています。
燃料や弾薬などと同じようにゲームの進行に必要ですし、同時に制約条件にもなるものです。

学生提督と社会人提督では使える時間に差があります。
連休を全て攻略につぎ込む人もいれば、どこかに出かける人、他のゲームと並行しながら挑む人もいます。
提督自身のスケジュールに合った作戦行動が求められます。

そして、提督が赤疲労の状態でイベントに挑むのは危険です。体調には気をつけましょう。


4. おわりに

提督の数が大幅に増えた今、どの提督にも通用するようなアドバイスを送るのは困難です。
この記事も着任から2年近く経った提督の目線で長々と書いたものにすぎませんが、
「できる限りの準備をする」上で、どこかしら参考になる部分があればと思います。
甲作戦制覇に限らず、自分なりの目標を達成できるように頑張ってください!


最後に、この記事を書くきっかけを与えてくれた、とある熟練提督の言葉を引用します[1]
大事なことは、スペックじゃありません。その子は、どんな仕事を確実に出来るかを把握することです...





・参考文献

[1] http://togetter.com/li/824232
 (この記事は上記のまとめがベースになっています。この場を借りて深く感謝いたします)

[2] ダメージ計算式のまとめ - 艦これ計算機 http://kancollecalc.web.fc2.com/damage_formula.html