2020年10月ごろ、TL上で4-5高速+周回 (まるゆ掘り) がかなり流行っていたので私もやってみることに。

秋イベで長い中断が入り、そうこうしているうちに本記事より優秀な編成例がたくさん出てきてしまいましたが、せっかく記録したので残しておきます。

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4-5のボスは陸上敵である港湾棲姫です。
缶とタービンを積んで装備枠が限られる中で対艦・対地を両立し、S勝利を安定させるのが編成の目標となります。

1. 編成論

1.1. 基本的なポイント

各提督の編成を眺めてみて、概ね共通している点は次の通りです。

① 空母系を3〜4隻起用
先手で随伴を減らして砲撃戦で港湾棲姫に攻撃を集めるためにも、敵の行動自体(=こちらの被弾)を減らしてバケツ消費を抑えるためにも、航空戦の攻撃力を高めることは重要です。

② ボスマスでは制空権確保
単に勝つだけなら航空優勢でも構わないのですが、周回を前提とする場合にはボーキの消費を可能な限り抑えることが望ましいです。

③ 対潜を捨てない
1戦目の潜水マスで損傷艦が出ると2戦目やボス戦にも響くため、防げる閉幕雷撃はしっかり防ぎます。
ただしボス戦での手数が減っては本末転倒なので対潜専門艦は置きません。
他の役割と両立できる艦としては瑞鳳改二乙、日向改二、加賀改二護、夕張改二丁などが挙げられます。


1.2. 役割分担

この周回で起用される艦は、6隻とも「対地」「対艦」「対地&対艦」のいずれかに分類されます (逆に言えば、S勝利を安定させるには全員に攻撃面で役割を持たせる必要があります)。

対地
三式弾を積んだ重巡/航巡/航戦や、迫撃砲を積んだ夕張改二丁が該当します。
港湾棲姫への貴重なダメージ源ですが、水上艦(重巡/戦艦)への攻撃力は期待できません。

対艦
対地攻撃できない通常の艦爆(噴式機含む)を積んだ空母と、雷巡が該当します。
戦爆カットインや先制雷撃で随伴艦を片付けるのが仕事です。全員が対地攻撃可能だとボスに攻撃が集まりすぎて随伴を倒し損ねる可能性があり、空母のうち最低1隻は対艦専門とされることが多いです。

対地&対艦
対地攻撃できる空母が該当します。
夜間作戦空母の場合は装備を夜間戦闘機と夜攻で固め、夜戦カットインでボスにトドメを刺す役割が期待されます。
昼戦でもクリティカルさえ出ればボスに有効打を与えられるため、昼S勝利も十分に狙えます。


2. 周回編成案

2.1. ベースとなる編成
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空母3/航戦1/航巡1/雷巡1で制空値460程度、ボス制空権確保。
(制空権シミュレータで開く場合はこちら)

・赤城改二戊
夜戦CIが出ればほぼ勝確、昼戦も十分に強い。対ボスの1番手なので中破すると雲行きが怪しくなる。
・加賀改二護
装備はボーナスによる昼戦火力重視。噴式強襲、先制対潜、T字不利回避&触接と仕事が多い。
・瑞鳳改二乙
(後述)
・航巡
三式弾だけでもボスに対しては意外と有効打が出る。水戦の数は改修状況と好みによる。
・雷巡
先制雷撃特化。雷撃以外の活躍は期待できないものの、航空戦の後に追加で高威力の一撃を入れられるメリットは非常に大きい。
蛟龍の回避ペナルティは缶とタービンで打ち消す。
・日向改二
制空と対地のほか、S-51J改で先制対潜。艦戦がFwなのは火力を少しでも上げるため (Re.2001はさすがに制空値不足)


2.2. 基本方針

細かい運用ルールは以下の通りです。

・航巡枠は6隻(最上99/三隈150/鈴谷99/熊野99/利根99/筑摩151)共通運用で、状況に応じてバケツか入渠(交代)
・雷巡枠は大井99/北上99共通運用で、状況に応じてバケツか入渠(交代)
・他の艦は小破以上の損傷でバケツ使用 (小破に近い軽微でも使う場合あり)
・原則として空母の並び順は旗艦赤城→加賀→瑞鳳。
 瑞鳳が対地攻撃可能で、かつ瑞鳳キラ無し&赤城キラ有りの場合のみ旗艦瑞鳳→赤城→加賀
瑞鳳の艦爆だけを変更して一定回数出撃し、ボス到達率やS勝利の内訳を比較

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2.3. 瑞鳳の装備

瑞鳳の艦爆は以下の3種類を使います。
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① 彗星一二型(六三四空/三号爆弾搭載機)
対地攻撃可能な艦爆(爆装+12)。対地&対艦枠になります。対潜が65に届いていないので先制対潜は不可。

② Ju87C改二(KMX搭載機/熟練)
対地攻撃可能な艦爆(爆装+10)。これも対地&対艦枠。
対地の威力が下がる代わりに先制対潜が可能となります。
15機だと僅かながら全滅リスクがあるため18機に移動。

③ 彗星(江草隊)
通常の艦爆なので対艦枠になります。先制対潜は不可。
ボスを攻撃対象から外すことで、周回結果にはどんな変化が表れるでしょうか。


3. 周回結果と改善点について

①②③の各編成で4-5に100回ずつ出撃した結果がこちらです。
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瑞鳳の装備を1つ変えるだけなので、当たり前といえば当たり前ですが大きな差はつきませんでした。

先制対潜の手数が増える②熟練スツーカ編成のボス到達率が高いのは納得。1戦目(対潜)の損害を減らせば2戦目(水上)の大破リスクも軽減できます (それでも大破する時はする) 。

瑞鳳が対艦専門になる③江草隊編成ではS勝利を逃すケースが少し目立ちました。他の提督の編成を見ても、対艦専門の空母は1隻で十分という印象です。

対潜の手数を確保するため日向にヘリを持たせて砲撃は単発としましたが、戦闘を観察していると2戦目〜ボスでは足を引っ張りがちでした。
長射程の加賀と瑞鳳が動いた後は赤城・日向・航巡・雷巡が中射程で並ぶため、砲撃戦の戦果は不安定になります。貴重な大型艦枠を使うからには主砲2+瑞雲で連撃させた方が良いでしょう。
先制対潜は加賀護+ソナー雷巡(要ケッコン)で2手、熟練スツーカ瑞鳳を加えて3手とするのが無難。


4. 改善編成と周回結果

戦果レース (2021年1月作戦) で4-5を周回するべく、最新の編成例を参考に組み直したのがこちら。
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雷巡が木曾になっている理由は、単純に大井と北上が未婚で1スロ先制対潜ができないから。
先制雷撃の主目的は航空戦で撃ち漏らした駆逐艦/護衛要塞の排除なので、雷装が多少低くても問題はありません。

この編成で100周した結果がこちら。
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旧編成とは一体なんだったのかと思ってしまうような安定感ですね。

報告は以上ですが、せっかくなので改善編成が何故強いのかを考えてみましょう。


航戦の純粋強化
旧編成で単発砲撃だった航戦が昼連撃可能になりました。単純に手数が増えています。
三式弾はなくなりましたが、実は水上戦闘機や水上爆撃機にも1.2倍の対地補正があります
装備ボーナスと主砲改修による火力上昇、昼連撃の効果 (1.2倍) も合わせて、港湾棲姫を殴るのに十分な攻撃力を実現できるのです。
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赤城の装備最適化
航戦から艦戦を外した分の制空を補うために、熟練烈風改二戊を40機のスロットに移動。夜攻を外したので夜襲CIが撃てなくなっています。
弱くなったように見えますが、実はこの変更は戦闘結果にほとんど影響を及ぼしません

昼戦はどちらの構成でも赤城自身の超火力によってキャップに到達しているため、対港湾のダメージはほぼ同じ。
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昼S勝利を逃した場合の夜戦ですが、そもそも港湾に対して赤城の夜襲CIはオーバーキル気味なのです。
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夜戦突入時の港湾はほぼ大破〜中破ですから、後ろに航巡や航戦が控えていることも考慮すると、ここまでの威力が求められることは滅多にありません。

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昼戦がより安定している改善編成なら、夜戦はこの程度で十分です。


少ない装備スロット数で安定周回を実現する4-5高速+編成、奥が深いですね。
缶とタービンを揃えるまでが大変ですが、気になる方はぜひ挑戦してみてください。